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通販 クリスマスセール2024: 特集 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

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メーカー 3142678 発売日 2025-04-27 04:06 定価 9500円
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通販 クリスマスセール2024: 特集 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像1 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像2 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像3 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像4 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像5 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像6 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像7 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像8 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像9 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像10
26.7×18㎝

【題箋】
  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』
  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』

【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。佐々木啓子編中城ふみ子資料4冊『中城ふみ子資料目録 増補・改訂版』『中城ふみ子短歌作品推敲の跡』他/私家版。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。「俳句研究年鑑・作品展望資料」直筆句稿 54枚 /加藤楸邨 森澄雄 能村登四郎 橋間石 石原八束 細見綾子 清水径子 清水元吉 他。
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序一
 【内題】古今和歌集秘註
 序一
    序1丁
    本文
     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
            ↑
            ↓
     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
*****************************************************
序二
      29しかあるのみにあらす 2丁表
            ↑
            ↓
      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
      
    追加
     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
     ↑
           ↓
                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏
    
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
 『伊勢物語 51段』
 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
          ~「『へ』←→『ゑ』。※古書 鈴木華堂歌集 筑波山東麓志筑村生 教員・歌人 萩原清松・原田雅雄・岡崎幸之助等発起人 茨城県文芸短歌資料。仮名遣いの指摘?」~
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【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。釈迢空短歌綜集 折口信夫 河出書房新社 昭和62年 初版。参考にされたい。N7FH3-210609 レア[伊藤左千夫における万葉集の受容 貞光威 名古屋大学国語国文学 36号抜刷 1975年7月]。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。黄金記憶 香川進献呈署名入/小野茂樹/白玉書房。
                (若干の間違いはご容赦を!)

古今和歌集仮名序                    
                        ~ 一 ~

01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、

02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。歌集 くちなし 保田典子 函 初版 ビニールカバー 保田與重郎夫人。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。句集 眞神 限定53部 特装版 毛筆句署名入 城所昌夫銅版画一葉入/三橋敏雄/端渓社。

03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。百人一首峯梯 衣川 長秋著(本居宣長・春庭門下)【文政元(1818)年六月】一冊。

04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。良夜爛漫 限定版310部 毛筆歌落款入/塚本邦雄/河出書房新社。

05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。●N563●俳句作法●佐藤紅緑●俳句評釈●内藤鳴雪●連句作法●萩原羅月●大日本俳諧講習会●私製合本●即決。

06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、

07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。ガーデニア・ガーデン/錦見映理子/本阿弥書店。

08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。啄木歌集 石川啄木 美和書房版。

09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。中村汀女 星野立子集 (朝日文庫 現代俳句の世界)。

10 33表 かくてぞはなをめで、

11 33表 とりをうらやみ、

12 33表 かすみをあはれび、

13 33裏 つゆをかなしぶ

14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。水銀伝説 献呈署名入/塚本邦雄/白玉書房。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。江戸 紫 全21冊 非売品 帙入り。

15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。(雑誌)詩文学誌 炎 創刊号から14集内10冊/長田和雄 編発行/炎文学会(杉並区)。

16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、

17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。句集 窓 毛筆句署名入/笠原静堂/旗艦発行所。

18 42表 そも歌のさまむつなり。楠本憲吉全句集 限定100部版 直筆句署名落款入/楠本憲吉 /沖積舎。からのうたにもかくぞあるべき。酒ほがひ 初版/吉井勇 高村光太郎装 木下杢太郎口絵 藤島武二カット/昴発行所。 
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。【文学】和田悟朗全句集 久保純夫, 藤川游子 編 飯塚書店 2015年 俳句☆宇多喜代子 池田澄子 金子兜太 金子兜太 t99yn93。

20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。蕗子 毛筆句署名入 (銀模様入表紙・版画入)/高柳重信/東京太陽系社(富澤赤黄男刊)。

21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。島原角屋俳諧資料 昭和61年 大谷篤藏 島原の俳諧  島原俳人一覧  出蕪村印譜。

22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。句集 黄金郷/上野ちづこ (上野千鶴子) 江里昭彦編/深夜叢書社。

23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。『近世上方狂歌叢書』1~29(全29冊揃)西島孜哉、光井文華、羽生紀子 編 近世上方狂歌研究会 1984~2002年。

24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。俳諧四季部類 《二柳庵・半化房校閲 花屋庵再訂》。

25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。流亡 現代語歌 天久卓夫 りゅうぼう 潮汐社 2001年初版第1刷 中古 和歌 歌集 思想 文学 神信子。

26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。荻原井泉水短冊。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。哇 志摩聰句帖 署名入/志摩聰/不動工房。

27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。玉城徹作品集/玉城徹/不識書院。

28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。書籍★『猿蓑』 初版本【原寸大写真複製本】限定500部の25番★松尾芭蕉 俳諧七部集★稀覯本★送料無料。

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                        ~ 二 ~

29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、

30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、

31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、

32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、

33 04表 まつむしのねにともをしのび、

34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、

35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、

36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。球體感覺 初版/加藤郁乎/俳句評論社。

37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、

38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、

39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、

40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、

41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、

42 09裏 したしかりしもうとくなり、

43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、

44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、

45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、

46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、

47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、

48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、

49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。俳句 「三木家俳句集」三木与吉郎 三木産業 菊判 徳島県板野郡松茂町 125487。

50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。現代歌人百人百書。

51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。◆碧天舎【世界のHAIKUへ-翻訳することでわかる俳句の真価】白峰 義風著・俳句◆。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。歌集 水廊/大辻隆弘/砂子屋書房。

52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。鈴木六林男草稿(句稿)。

53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。★3/風蝕 林田紀音夫句集 十七音詩の会 飴山實 飴山実。

54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。#lp ◆ 超希少本 ◆◇ 俳句雑誌「 沖 」 第8巻 第1号~第12号 12冊 7周年記念号有(10月号)◇◆ 沖発行所 昭和52年。うたにあやしうたへなりけり。蕗子 函付特装本 銀模様入表紙 版画入 毛筆献呈署名入 重信直筆火山系俳句会同人加入申込書付/高柳重信/東京太陽系社(富澤赤黄男刊)。

55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。蕗子/高柳重信/東京太陽系社(富澤赤黄男刊)。 

56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。俳句講座7 連歌俳諧史 【執筆者】増田龍雨/潁原退蔵/乾木水/亀田小蛄/名和三幹升/樋口功/大森桐明/合本・版元など詳細不明。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。龍天に―句集 (夏爐叢書) / 山本うめ。

57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。☆3FFB‐190710 レア[俳句講座 俳風評傳篇 第2巻]俳風評伝篇 貞門俳系の研究。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。試説 万葉人の自然観 第1~2編の計2冊 芦田邦一 万葉人。 

58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。(雑誌)明星 辰歳第6号(明治37年6月号) 石川啄木「野歌三律」 石井柏亭木版「河邊の月」/坪内逍遥 野口米次郎 高安月郊他/東京新詩社。

59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。追憶/赭土社/非売品/1935年/題字・序(塩谷鵜平)。

60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。富澤赤黄男短冊筥。

61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。☆献呈中河與一宛署名句入限定88部本『動物の句集 白鳥の春白鳥は』関根黄鶴亭;大雅洞;昭和46年;初版:函付;本クロス装;巻頭;関根準一郎木版。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。首 現代歌人叢書50 毛筆識語署名落款入/山崎方代/短歌新聞社。

62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。●短歌シリーズ人と作品●全24巻完結●桜楓社●正岡子規佐佐木信。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。★2/冬薔薇 細見綾子 風発行所 昭和27年 謹呈署名 句入り 飴山實 飴山実。

63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。サニー・サイド・アップ 加藤治郎歌集/加藤治郎/雁書館。

64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。歌集 水の花 吉田守一 短歌新聞社。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。續百番句合 乾坤 蓼太・素丸・宗瑞ほか撰 吏登・嵐雪判 写本。

65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。昭5[類題曙覧短歌全集]島崎圭一 拾遺篇共。

66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。鈴木花蓑句集/鈴木花蓑/笛発行所。あはれなるやうにてつよからず。紅塵集類題上(春・夏・秋・冬部) 蓮阿編。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。0028598 くちなしの花 正続 5冊揃 小出粲 尾張・梔蔭社蔵版 明治27-32年 小出粲先生家集 宮内省文学御用掛・御歌所寄人・主事。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。紫(むらさき)/与謝野寛 (与謝野鉄幹)/東京新詩社。

67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。雑音の中/土岐哀果 (土岐善麿)/東雲堂書店。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。0035276 子規全集 全25冊(本22+別3) 正岡子規 講談社 昭和50-54年 月報欠。

68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。0028601 俳諧仮名遣 高井蘭山・編 須原屋伊八 弘化4年 38丁。

69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。@kp038◆超稀本◆『 月光 昭和16年 10月号 』◇◆ 北見志保子他 月光發行所。

70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも

71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、

72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 

73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、

74 52表 ほとゝぎすをきゝ、

75 52表 もみぢをゝり、

76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、

77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、

78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、

79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、

80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。歌集 鳥取抄 初帙カバ帯 署名入/前川佐美雄/山陰観光旅行普及會。

81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。名所句集 俳山水/泉鏡花/聚精堂。

82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。処女歌集全集 全10冊揃/木俣修、香川進、加藤克巳、鹿児島壽蔵、前川佐美雄、生方たつゑ、中野菊夫、斎藤史、宮柊二、近藤芳美  EKC861。

83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。夜の崖 佐藤鬼房句集 献呈署名入/佐藤鬼房/酩酊社。

84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。故人五百題 上 松露菴主人編。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。#lp◆ 超希少本 ◆◇ 俳句雑誌「 沖 」 第12巻 第1号~第11号 11冊 ◇◆ 沖発行所 昭和56年。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。塚本邦雄 君が愛せし 鑑賞古典歌謡 帯函 初版 墨筆署名入り 梁塵秘抄 閑吟集。
********************************************************************

追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの 
  なかぬかきりはあらしとそ思ふ

02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
  袖ふりはへて人の行らん

03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
  雪とのみこそ花はちるらめ

04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
  世をうち山と人はいふ也

05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
  夢としりせはさめさらましを

06 62表 深山には松の雪たに

07 62表 我衣手に雪はふりつゝ

08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは

09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに

10 62裏 たけがり

11 62裏 すみのえのきしによるなみ

12 63表 袖ひちてむすひし水の

13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の

14 63裏 植しうへは秋なきときや

15 63裏 たつた川もみちみたれて

16 63裏 立田川もみち葉なかる   


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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」

※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)

昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
  花こそ散らめ根さへ枯れめや

※『古今和歌集』 巻五 秋歌下 

 人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  
268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ  
  花こそ散らめ  根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。塚本邦雄 歌集 閑雅空間 毛筆識語落款 初版帯函。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。句集 生簀籠/鈴木真砂女/春燈社。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。d2088)肉筆原稿 中村 苑子なかむら そのこ、俳句 吟遊 昭和55年 30句 4枚 俳人。文学、短歌、。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。ひたくれなゐ 特装版101部 毛筆識語署名入/斉藤史/不識書院。
※梱包材の再利用に努めています。群島(合同句集) 限定500部 山高登自刻自摺木版口絵入/関口良雄 山高登 編 尾崎一雄上林暁木山捷平/永田書房。ご理解下さい。歌集 傷心の雨 献呈署名入/山中杏/影詩会。

 

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