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【公式サイト】正規ブランド品通販 鎌倉2代将軍・源頼家、政事をおろそかにする「日本外史」のうち「北条記の巻」江馬細香・自筆・茶道6B 和書
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商品詳細情報
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新品 ：85265250565
中古 ：85265250565-1 |
メーカー | ae0fa184970 | 発売日 | 2025-04-14 14:37 | 定価 | 25000円 | ||
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和書の作品リスト
レディースの製品
「日本外史・巻四」は、鎌倉幕府２代執権「北条義時」を中心に記しております。仙台領地名所和歌 冷泉爲久・中院通躬他詠 正徳四年仲春季八。
隷書体による「日本外史」江馬細香・自筆
自筆下部に江馬細香の落款（印譜）「細香」と「湘夢」がある。f20120801〇天草軍記大全 全２１巻中８巻欠 １３巻 島原の乱 島原・天草の乱 島原・天草一揆 寛永14年(1637年)勃発〇和本古書古文書。２つとも細香の落款
自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。甲賀流忍術・戦闘・諜報・捜査・必携/福山松翠/昭和28年/万川集海・軍用秘記其他の忍書や古老の言い伝え等を合せ解剖整理して編集したもの。
（自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。1933年 文徴明 書道法帖 検:碑帖 拓本 墨拓片 原拓 漢碑刻 書法 北魏碑 珂羅版 支那 善本 篆刻 印譜 唐本漢籍 王羲之 石門頌 真賞齋 楷書道。）
「額縁入自筆原本」
上記額は、海外展示の際に用いられた額です。＠1936年 支那軍備 抗日 世界知識 検索: 中華民国 軍閥 蒋介石 馮玉祥 孫文 国民党軍 生写真 古建築 総督府 北伐革命軍 満洲帝国 日中戦争。
「自筆原本」
原本下部の２つの印は、江馬細香の「細香・湘夢」の落款。@1927年 川柳雑俳集 江戸文芸 非売品 日本名著全集 検索:戯作 読本 草双紙 俗文学 談義本 漢語 半紙本 中本 川柳本 俳句本 岡本一平 洒落本。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。古文書 江戸期 御國益御手段之儀ニ付奉申上所見案廉書 高津・吉賀・長安・青原 組 石見國 津和野藩領 島根県 庄屋 大庭家。
《江馬細香・自筆「日本外史」北条記》
原本の来歴及び国内所蔵数については下記に記載
海外展示に際し、断層写真により分析されております。京都の庭園/重森三玲/昭和11年/天金本/従来殆んど人口に膾炙しなかった庭園や忘れられたる庭園に至るまで価値あるものは出来るだけ集めた。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。詞華和哥集 十巻 江戸前期寫。
出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。官版・輿地誌略・7冊/内田正雄/明治時代の地理書・世界の地理を略述・西国立志編・西洋事情と共に明治の三書と呼ばれる・当時の教科書。上から３番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局（NASA）の技術による「断層(MRI)写真」です。＠1932年 現代中華民国満洲国人名鑑 検索:支那 軍閥 蒋介石 閻錫山 馮玉祥 孫文 国民党軍 生写真 古建築 総督府 汪精衛 溥儀 張作霖 関東軍。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。絵図 （城郭図） 三重県 伊勢國 長島城 瀧川 一益（レターパックライト発送）。NASA（アメリカ航空宇宙局）の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。【模写】書簡 徳川慶篤 近衛右大臣宛て 水戸藩 南山。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《自是》・・・・日學其技。挿花美玉集 天地人巻 大露庵法橋河村一洗撰 美玉遠州流。不復視朝。1956年 絵本 連環画 孔雀東南飛 日本語 検索: 唐本 漢籍 漫画本 美術 傳説 人物絵 仕女絵 美人画 挿絵 小人書 古書 支那 中華民国 古典傅奇。義時有子。由利公正書幅。曰泰時。1931年 支那 古書 汪精衛 蒋介石 馮玉祥 孫文 関東軍 陸軍閥 国民党 租界 生写真 革命党 孔祥熈 洋行 巡捕 満洲 総督府 張学良 支那 古建築。少有器局。（和本）木曽路名所図会 全7冊揃 秋里籬島編 西村中和画 和泉屋源七ほか板。
密召賴家狎臣中野能成。＠1929年 王陽明傳習録 掃葉山房 漢文 古籍 検索: 唐本 漢籍 支那 玉扣 善本 線装 木版刷 木刻本 筒子頁 殿本 套印 宣紙 白棉紙 清朝 内府。謂曰。即決 1869（明治2）年『盛岡暦』アンティーク、天文暦学書、超希少、陰陽師、卜占、古暦、明治維新、地方暦、舞田屋版、南部暦、岩手県。蹴鞠無害於事。武州高麗郡入間郡 諸検使書留 赤井利兵衛。獨不畏災異乎。即決・極稀◆「新史学」木村鷹太郎 直筆書簡（坂本辰之助宛）大正12年頃。故將軍逢天變。1938年 支那事変 画報 中華民国 軍閥 旧日本軍 関東軍 蒋介石 閻錫山 馮玉祥 国民党軍 生写真 古建築 総督府 汪精衛 南京 満洲 蘇州 盧溝橋。
輒止出遊。野々口立圃俳句俳文俳畫巻 江戸前期の俳画の先駆者野々口立圃の真筆絵巻。是後世所當法耳。免園雜録 高野長英 高橋元貞 蛮社の獄。子親臣也。桃太郎御話聞書 淘祖春龜齋丸三先生御話。盍嘗試諷之。1932年 唐拓九成宮醴泉銘 唐本漢籍 検索:支那 柯羅版 玻璃版 原色 原拓片 北魏碑帖 法帖 法書道 印譜 善本 古墨拓本 碑刻石 瓦当 金石篆刻。時北條告飢。筑波征伐元治太平記 水戸天狗党 武田耕雲斎。泰時且往視之。f20100201〇中村不折 直筆画 明治・大正・昭和期に活躍した日本の洋画家・書家。正五位〇和本古書古文書。
會僧觀清至。本多弾正少弼書状 真田伊豆守宛。曰。虞列伊氏解剖訓蒙圖 乾坤巻 松村矩明序譯出板 明治五年刻成。將軍聞能成語。中国の遊印 検索:印譜 和紙 朱印存 封泥 古印社 篆刻 金石印 石鼓文 篆印 落款 古璽 支那 拓本 法書道 秦漢印 唐本漢籍 缶廬 鄧石如 呉譲之。怒曰。支那事変・海軍航空隊奮戦画報・空臨時増刊/海軍省軍事普及部監修/昭和13年/南京上空の殲滅的空中戦/京空襲の懐出/支那事変空爆日記。言非無理。豊大万寳古状揃 鱗形屋孫兵衛板。踰父祖而言。文化新撰 狂歌百人一首 六樹園撰 北尾重政画。何也。覺鑁大師 孝養集 上中下巻 116-11。
公且稱疾歸邑。1894年 明聖真経 光緒年 木刻本 検索: 唐本 漢籍 善本 写刻 官本 筒子頁 白棉紙 巾廂本 殿本 聚珍板 経折本 木版 紅印譜 支那 宋版経 古籍。俟其怒衰。【推薦！貴重・稀少戦前和書【全頁流麗絵入+説明入】日本歴史畫集 合戦国武将軍武者絵浮世絵本天皇武田信玄上杉謙信徳川家康古書籍骨董仏教。可也。（和本）標註十八史略正文 全7冊 渡井量蔵標註 内藤傳右衛門板。泰時曰。1933年 熱河風景 82図 承徳 避暑山荘 何應欽 黄郛 蒋介石 支那 中華民国 軍閥 閻錫山 馮玉祥 国民党 生写真 古建築 総督府 汪精衛 満州事変。吾聊語鄙意於侍臣耳。1936年 漢書 唐本 漢籍 上海大光書局 精装本 検索: 善本 宣紙 白棉紙 玉扣紙 木版 木板 木刻 套印 紅印 初版 殿本 聚珍本 漢文 漢学 漢印譜。豈敢諫乎。趣味の絵科学・飛行機と航空船/白川稔/昭和8年/本書は面白く分り易い最新科學の教科書であるが写真図解による解?を主とし文字は従とした。
被譴怒。磯まくら 冥々 乙人 東北俳壇 俳諧 俳書。非所避也。新撰彫物画譜 小島勝美画著 彫刻。吾有事如邑。はいかい 如是我聞 俳諧 浮簽狂人久藏著 贅亭主人諫圃(夏目成美)校 小林一茶他。旦日將發。新撰 戯子名所圖會（やくしゃめいしょずえ）三巻合本。子莫以爲避焉。新版 島原軍物語 巻中(上中下巻内) 寶永元年版。乃出蓑笠視之。善光寺如來三國傳來物語 巻第五（大尾） 江戸日本橋／万屋清兵衛板行。
遂至邑。善悪道中記 初編～六編 一筆戯作。邑人去貸種。春興噺萬歳 巻之一・巻之二（全五巻内）。約明稔償之。正二位藤原實陰和歌 春日同詠青柳風静和歌。而不稔也。林子平私家板 文武兼備大學校之圖 文武兼備大学校之図。相與謀逃亡。両兎林 中巻 栖鶴編 英一峰画 宝暦九年 稀覯俳書。
於是泰時召諸負債者。@1919年 何紹基 石門頌 禮器碑 何子貞 有正書局 唐本漢籍 検:碑帖 本拓本 墨拓 原拓 碑刻 法帖 魏碑 珂羅版 支那 法書道 篆刻 印譜 王羲之。悉燒其券・・・・《曰。鳳】明治 古文書 一條氏糸譜 清和天皇 辻新次 家紋 武田菱 まくり 共箱 資料 家譜 族譜 検：中国美術 掛軸 硯 墨。》
漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字（旧字）の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。貞観政要 全10冊揃いセット(全10巻) 南紀学習館蔵 文政6年 /江戸時代 漢籍和本。その場合、空白となりますが落札の際に出力文を交付いたします。曹大家女論語図会 和本/文政12年/1815年/村田嘉言画/加賀屋彌助/女四書/江戸期。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字（難字・旧字）を正確に反映しております。古刀銘盡大全 全九巻 仰木弘邦 寛政四年正月刋。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
是より日に其の技を学びて、復朝を観ず。日蓮上人御傳記 巻2～11巻(大尾)（巻１欠） 延寶九年刋。義時（よしとき）、子有り、
泰時と曰う。蜀山百首 太田南畝。少くして器局有り、密に頼家(よりいえ) の狎臣
中野能成(なかのよししげ) を召して、謂いて曰く、
「蹴鞠は事に害無し。古人俳諧随筆 栗浅園。独災異を畏れざるか。絵図 （城郭図） 神奈川県 相模國 小田原城 歴史資料 帳仕立て（レターパックライト発送）。故将軍は天変に逢う
毎に輙ち出遊を止む。＠1939年 支那全土 検索: 支那 中華民国 軍閥 蒋介石 江南風景 馮玉祥 孫文 国民党 生写真 古建築 総督府 汪精衛 軍事地図 満州事変 蘇州府。是れ後世の当に法とすべき所。集古圖説 本朝軍器考圖式 上下巻（内上巻の下一册欠）。子は親臣なり。＠1915年 楚辞集注 掃葉山房 石印 漢文 古籍 検索: 唐本 漢籍 支那 玉扣 善本 線装 木版刷 木刻本 筒子頁 殿本 套印 宣紙 白棉紙 清朝 内府。
蓋ぞ嘗試に之を諷せざるか」と。和國諸職繪盡 零本 菱川師宣の名品中の名品 職人つくし。時に北條、飢を告ぐ。f20120603〇古文書 田畑小作年貢請取帳 長野県埴科郡戸倉町 １７冊 明治３年～明治１９年連続〇和本古書古文書。泰時、且に往きて之を視んとす。英蘭對譯 單語編 松平春嶽公舊藏本。会々僧観 清 至る。＠1939年 中支景勝写真集 検索: 支那 中華民国 軍閥 蒋介石 閻錫山 馮玉祥 孫文 国民党 生写真 古建築 総督府 汪精衛 軍事地図 原色版 図版。曰く、
「将軍、能成(よしなり) の語を聞きて、怒りて曰く、
「言、理無きに非ざれども、父祖に踰えて言うは、何ぞや』と。f20110101〇松本楓湖 人物 掛軸〇和本古書古文書。
公且く疾と称して邑に帰り、其の怒の衰うるを侯ちて、可なり」と。光琳漫画。
泰時（やすとき）曰く「吾、聊か鄙意を侍臣に語りしのみ。周易占六十四卦口決 寫本 金港／小豆嶋白州撰。豈に敢て諌めんや。悉曇十八章事 初刷本 正保二年九月上旬開板。
即し譴怒を被るも、避くる所に非ざるなり。官版 西史覧要 福地源一郎 福地櫻痴 柳河春三 柳河春蔭。吾、事有りて邑に如く。御文（おふみ） 蓮如兼寿 文明五年九月下旬。
旦日将に発せんとす。俳書 蘆陰集 蕉門俳諧 蘆陰舎竺斎（百堂）編。子、以て避くと為す莫れ」と。観世流謡本百番 二〇巻揃 村上平樂寺板行 116-5。乃ち簑笠を出して之を視す。新板絵入 泉親衡物語 森島中良 桂川甫周 平賀源内 116-8 桂川甫周の実弟で蘭学者としても名高い森島中良の小説です。。
遂に邑に至る。軍法図解 有澤致貞 軍学 築城書。邑人、去歳、粁種を貸り、明稔もて之を償はんと約す。北魏鄭文公下碑 柯羅版 玻璃版 原寸大 検索: 支那 原拓片 魏碑帖 法帖 書道 印譜 法書法 拓本 古墨拓 碑刻石 瓦当 金石 篆刻 唐本漢籍 原色。
而して稔らず。延寶六年 書巻。相与に逃亡せんと謀る。稀少 ヴィンテージ 紙本 肉筆 書道 折帖 古書 古本 高雄山寺 興福寺 西大寺 東大寺 書 古美術 長さ 約506.4cm。是に於て、泰時、諸々の負債者を召して、
悉く其の券を焼きて・・・・《曰く、「父老之を安んぜよ》
漢文の読み下し文の文責・出品者
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《鎌倉2代将軍・源頼家、政事を疎かにする》
《後鳥羽上皇に請い、行景を手に入れた。欧州大戦史の研究・8冊/陸軍大將・杉山元/昭和11年/石田保政が七年有余に至る陸軍大学校在職間心血を打込んで講義した欧州大戦史一部の収録。》・・・・・・これ以降、頼家は、
毎日蹴鞠の技を学び、再び政事をおろそかにした。以呂波の外仮名の本字 鱗形屋孫兵衛新板。義時には、泰時と言う息子が居た。平安鎌倉武將歌人和歌集帖 江戸中期頃寫。
年若くして器量が有った。渡辺次郎右衛門家伝来蔵書目録。泰時は、密かに頼家の狎臣中野能成（よしなり）を呼んで言った、
「蹴鞠には害は無い。【古籍善本】 ★ 文献叢編増刊 清三藩史料 ★ 2冊 故宮博物院編 中国歴史 検 中国古書古本珍本漢籍唐本唐物骨董古玩書道碑法帖和本。だが、天の災いが続いているのを畏れないのか。細川越中守書状幅。
前将軍（頼朝）は、天変地異に遭う毎に、その都度外遊を止めた。厩馬新論 卑牧子較評。
これは、正しく後世の者が手本とすべき所である。「前賢故実」 洋本 菊池武保著 櫻井庄吉 明治36年発行。子は、将軍と親密な家臣であるが、
何故それとなくお諫めしないのか」と。従一位 中山慶子様書簡 孝明天皇の典侍。明治天皇の生母、大正天皇の祖母、昭和天皇の曽祖母、上皇の高祖母様。
この時、領地の北条から飢饉の報告が来た。【希少古書】大正名家録 大正4年 1915年 二六社編纂局 古書【管理番号bycp本辞0830】。泰時は、その様子を視に行こうとしていた。海軍兵学校教育参考館図録/非売品/昭和9年/襲藏品の主なるものにつき写真撮影を行ひ解説を附し系統化して参考館総覧とも謂ふべきものを編纂。
そこへ偶々、観清と言う僧が来て、泰時に言った、
「将軍は、能成から公の言葉を聞いて、怒ってこう言いました、
『泰時の言うことはもっともでは有るが、父と祖父を差し置いてそのようなことを
言うとは何事だ』と。日本國東西南北定道矩 寶永七年庚寅夏六月朔日江府旅惣下書寫。公は、暫くは病と言い立てて領地に帰り、
将軍の怒りが収まるのを待つのが良いでしょう」と。古實活花目録口傳書 天地巻 翫樹齋一芽（花押）。
泰時は言った、「唯自分の意見を将軍の近臣に話しただけだ。即決アンティーク百科事典、江戸期和本1867(慶應3）年『万歳雑書伊呂波引』大雑書、類書、陰陽師、人文科学、歴史民俗学、服務、家族、往来。
これが如何して諫めたことになるのか。呉昌碩印譜 印存 西澪印社 検索: 封泥 篆刻 金石印 金文 石鼓文 雅号印 雅印 古璽 支那 官印 私印 朱印 秦漢印 鄧石如 呉譲之 張瑞図 遊印。もしお咎めを受けることになっても、
避けるようなことはしない。『古文書・中山大納言様上書ほか』肉筆写本 中山忠能 幕末の公家宮中政治家。吾は、大事な用が有って領地へ行くことになっていて、
明朝、出発する心つもりであった。書簡 小宮山楓軒 加藤松羅（又衛門）宛て。子は、これをお咎めを避ける為だと思わないでくれ」と。江戸期 寛政年 漢文医学 処方 朱印 漢医学 肉筆 検索:唐本漢籍 傷寒論 支那 善本線装 木版刷 張仲景 殿本 套印 宣紙 白棉紙 清朝 漢方 宋版。
そこで、蓑笠（みのがさ）を出して観清に見せた。初版 中世の関所(畝傍史学叢書) 相田三郎 2.000部限定。遂に領地に着いた。＠日本 文字 設計 デザイン 検索:広告 廣告 平面設計図 看板 字体 書体 字体書 美術字 標牌 牌額 銘牌 標識 標志 LOGO 活字 鋳造 書道 書法。
村人は、去年も作物の稔（みのり）が悪く、種籾（たねもみ）代を北条氏から借りていて、
翌年の収穫でそれを支払う約束をしていた。久保田藩古文書●宝永７年 諸勧進合判 寺社奉行 秋田郡岩城村物成諸役相定條々と一緒にあり 現在の秋田県秋田市 判読文付。ところが、今年も稔（みのり）が悪かった。倭節用悉改袋増字◆古書 全1冊 俟野通尚 西川祐信 法橋西村中和 速水春暁斎 井上治兵衛 東都書林 浪華書林 皇都書林二鳩堂 文政元年-328。
村人は、一緒に村から逃げる相談をしていた。下野國田沼山城守切腹之事 田沼實秘録 旗本／佐野善左衛門切腹之事 田沼意知殿中殺傷事件の末。
そこで、泰時は、諸々の負債者を呼び集めて、借金の証文を悉く焼き棄てて・・・・《言った》
現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授（1922～）
（断層画像MRI－4－6－B）
「細香・湘夢」の２つの印は、江馬細香の落款。1935年 孔子廟堂之碑 検索: 柯羅版 玻璃版 原寸 支那 原拓片 北魏碑帖 法帖 法書道 印譜 漢籍 善本 古墨拓 碑刻石 瓦当 金石 篆刻 唐本拓本。
「序文の記載年号、落款、花押、及び隷書体の資料」
写真右から隷書体の「曹全碑」写真。故実叢書・武家名目抄・40冊/江戸後期に幕府の命を受けた和学講学所によって編纂された武家故実書・武家故実の研究においては基本的な資料。右から２番目は、序文末尾の拡大写真。兵器考・4冊・戦前の兵器学のバイブル/昭和15年/砲熕編・一般部/砲熕編・海軍砲熕・小銃/古代編・近代編/古今東西の兵器の大観に通ずるもの。日付左の印は、大垣藩医・江馬蘭斎の娘、江馬細香の号である「湘夢」の落款。袁中郎流挿花圖會 前編／巻二～巻六（尾） 東雲齋黄雀・祥雲齋秀英他著。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年（1827） 5月21日」の日付。四書合講 孟子/三巻 大原翁 復克夫編次。その左が「湘夢」の落款。#429 明治時代の漢字の辞書２冊。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。【華麗・細密！明治期全頁彩色歴史画!】古兮圖※落丁無 検合戦国武将軍武者絵入浮世絵本天皇朝廷三国志関羽孔明仏教骨董古書籍日本中国朝鮮。左端は、江馬細香・自筆の評価額・出典・「美術年鑑」古美術名家撰851頁（美術年鑑社・刊）
上の写真は額縁裏面のラベル
下の写真右端は巻四冒頭の部分
下の写真左のうち上段は緒方洪庵の号「適々齋」
下の写真左のうち下段は仙台藩の家紋竹に雀の落款
上の写真は、江馬細香の肖像。傳信州中野鈴泉寺町田謙齋（湘湖）資料。手前が細香、右上が紅蘭（原図は江馬家所蔵）
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。【売切り屋】学問ノススメ 六編 福澤諭吉 明治7年 官許出版 学問のすすめ 福沢諭吉 古書和本。校正個所は頼山陽
「日本外史」は本来、二十二巻から構成される冊子本であるが、出品した自筆の体裁は、一巻から七巻までを長尺の一巻の「巻物」として、合計三巻の「巻物」となっている。【極稀少書】■石村式 速記の完全独習 検定1級合格まで 石村善左 評論社 昭和46年■公費・領収書可 即日発送 送料164円-。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。華道 池坊 免許状（A048)。序文に記載されている日付は、文政十年（1827）五月二十一日である。明治勲章之勲八等瑞寶章証書/菊花紋章透かし/1940年/大日本帝国天皇/国璽/賞勲局 検索:菊の御紋/神武天皇勲等簿冊/支那事変/古文書日中戦争。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。中華民国期統税印照 検:朱印公印官印/古文書/故紙古紙漢文/唐本漢籍/国民党革命軍/南軍/金融証券/小切手/上海/印紙/印花税票/銭荘票号/手形。
この自筆は、大垣藩の藩医・江馬蘭斎の娘で頼山陽の弟子・江馬細香の旧所蔵「日本外史」を頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓が譲り受けた「隷書体」の貴重な自筆です。0026279 官版 孝義録 26冊 堀野屋儀助 文化5年 孝行者 寄特者 忠義者 貞節者 農業出精。（所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載）。1934年 満洲国 地理 計46頁 検索：軍事 地図 洋行 日支事変 南満鉄 総督府 溥儀 関東軍 GHQ 蒋介石 軍閥 張作霖 北大営 汪精衛 支那 生写真。出品して「日本外史」自筆は、隷書体による「日本外史」として初めてのものであり、貴重な隷書体の書として身近なものとして鑑賞することができます。賴朝一代記 豊亭牛眠作 芳信画 草双紙。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。淡路国名所図会・5冊/暁鐘成編・松川半山・浦川公左画/昭和9年/淡路国風景/天皇皇后陛下へ献上済・由良要塞司令部検閲済/和装本/図版豊富。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。大阪より満鮮北支へ/昭和11年/満州国・北支那/鬼が出るか蛇が出るか一行五56名/大阪財界を代表するあらゆる方面の人士を網羅した団体である。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。摂西 兵庫名所記 上下合冊・1冊。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。0026656 田舎荘子 6冊 丹羽樗山 享保12年。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。通信区画便覧 第五巻 第5巻 広島区内(鳥取.島根.岡山.広島.山口.香川.愛媛県)。撮影後、展示のために再表装をしております。含章齋兵法書 築城心得・山城國并人數配・城取雜記／五賜七刑切紙／城取追加狭間圖式。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。飛鳥帯刀/文久三年暦/1863年/156年前/和紙刷物 検索：木版刷/木刻/彫版/当時物/瓦版/江戸期/古文書/漢文/本物/時代物/支那/伝来/和書/木板。
１・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。0026842 【和本 育児書】 聞驚都計子（ぶんきょうつけこ）五損道人 文政13年 17丁。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。済斎詩鈔・乾坤/山田準・山田済斎・明治-昭和時代前期の漢学者/非売品/昭和15年/山田方谷の孫娘と結婚・陽明学研究の王学会を主宰/和装本。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。吾妻百人一首（Ｐ144）。
頼山陽(1780～1832)は、文化11年（1814）35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞（1784～1849）の養女・梨影（りえ）を妻に迎えている。故事大辞典 上中下３巻 和綴 明治３４年 再版 青木崇山堂。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。実験航空読本/豊田堅三郎/昭和19年/3500部/国民学校高等科の生徒を主な対象に実験航空学を僅かな器具と狭い教室とでわかり易く面白く述べた。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757～1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801～1878)とも親しくしている。■希少 1800年頃（江戸後期）！風水師用 紙製風水羅盤と紙製風水説明書（二冊）。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。0026674 校正 韓非子解詁全書 巻3-10 8冊 加賀・津田鳳郷 河内屋喜兵衛 加賀藩 明治初刊。頼山陽の文政10年（1827）3月27日の日記（頼山陽46歳）には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。f19111015〇西洋事情 全10冊揃い(初編3冊 外編3冊 二編4冊) 明治６年再刻 福澤諭吉 慶応義塾〇和本 古書 古文書。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。皇国名医伝・3冊/此書旧題曰名医小史/嘉永4年序/浅田宗伯は慶応元年(1865)フランス公使ロッシュの難病を治療したことでも有名な医者/和装本。
「二十八日、新晴、二賴（山陽と杏坪）及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。＠1922年 日本陶磁器図説 検索: 原色版 着彩版 玻璃版 唐草 瓷器 生写真 男爵 支那 越州窯 非売品 在銘 影青瓷 宋瓷 民窯 官窯 柯羅版 漢瓦。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。0024512 復古夢物語 初編 乾坤 松村春輔著 一曜斎國輝画 文永堂 大嶋屋傳右衛門 明治16年。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。中華民国支那事変期名人程硯秋パンフ 検索：演芸梨園/生写真/玉堂春/漢籍/和本/日中戦争/古文書/当時物/古紙/史料/時代物。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。利休茶湯秘傳書・利休茶湯書・2冊/片桐宗幽/利休七荘秘傳茶湯書/元禄十年/江戸期和本。遠近映発して煌々昼の如し。東雅・5冊/新井白石/非売品/明治36年/中国の爾雅にならい国語の名詞を15の部門に分け和名類聚抄にみえる物名について語義の解釈をしたもの。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。支那/国有鉄道/貨物数及収入/1916-1923年 検索：硬票/中華民国/京漢/鉄路/京奉/北平/前門/軍隊/国民党/北伐軍/南軍/本物/満州事変/南満鉄。これは、大槻磐渓の個人的な依頼によるものではなく、仙台藩への献上品として前もって依頼し、この日に受け取っていることがわかる。原草露命傳 上下巻 天草露命傳 天草四郎 キリシタン弾圧迫害 吉利支丹 切支丹。金銭の授受は明記されていない。高崎連隊小史・明治40年2月19日・足尾派遣大隊詳報/復刻版・限定500部・非売品/中山 巳代蔵知事は第一師団長・閑院宮載仁親王に出兵を要請。また、頼山陽が仙台藩への献上について記していないのは、前老中の松平定信への献上が約束されており、山陽の自筆文を松平定信の前に仙台藩に献上することに遠慮があったものと推定されている。遠西武器圖略 市川齋宮恭譯解。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。朝鮮語方言の研究/資料編研究編・2冊/小倉進平/昭和19年/各地をくまなく調査した方言研究の成果を集大成した遺著/朝鮮語学の基礎確立に尽力。磐渓は、「日本外史」を手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。改正新刻 帝国京都名所図絵 全 明治24年 風月庄左衛門 片岡賢三。
２・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。0026351 国史纂論 10冊揃 山縣大華 長門明倫館蔵版 弘化2年 長州藩 明倫館学頭 吉田松陰。一部の自筆が緒方洪庵の手許に渡っていることがわかる。Y-0111 建武中興を中心としたる信濃勤王史攷 復刻版 上巻・下巻 2冊セット 信濃史学会 昭和52年12月10日/昭和53年7月31日復刻。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。【貴重！ 武者絵づくし】雄臣百勇伝 江戸期1867年 等検名将軍合戦国武将浮世絵本木版画天皇日本歴史侍甲冑武士骨董品古書籍仏教歌舞伎中国。緒方洪庵自身も一部を所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができる。茶之湯三伝集・2冊/遠藤元閑/元禄八年/此書三伝集は千宗易利休居士古田織部正小堀遠州三代宗○伝来善之要なる物を頗る蒐集/江戸期和本。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。絵図 （城郭図） 兵庫県 但馬國 出石城（レターパックライト発送）。洪庵は文化７年（1810）7月14日生～文久3年（1863）6月10日没。＠1942年 支那 文学芸術考 検索:書道 唐伯虎 仇英 何紹基 黄公望 孔尚任 敦煌 劉知遠 宋朝 清朝 唐画 生写真 玻璃版 蘇東坡 米元章 山水画。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。御江戸図説集覧。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIＨON GAISHI」と表記。◎古文書・武蔵野国久良岐郡(横浜市南区上大岡)の千手院の明治～昭和初期の資料(年貢・帳簿・地券。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。山之井 巻一(春部)・巻四(冬部) 北村季吟の名著 俳書 俳諧。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っている。新版 薬種名寄帳。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。欽定前漢書 全12冊揃いセット(1-100巻) 光緒甲辰(=光緒30年/1904年) 武林竹簡斎三次石印 /唐本。このような断片を「古切」という。聖徳太子十七ヶ條憲法并未来記／徳失鏡 寛永九年十月十六日寫。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。@中華民国 米南宮十七帖 検:碑帖 拓本 墨拓 原拓 碑刻 法帖 魏碑 珂羅版 支那 法書道 善本 篆刻 旧拓片 印譜 唐本 漢籍 王羲之 趙子昴 書聖。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子（かんす）で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより「掛軸」、或いは屏風に仕立てられ茶道具として用いられた。＠1907年 女子外国新地理 検索:支那 唐本 漢籍 唐物 戦前風景 阿片 清帝国 総督府 朝鮮 台湾 満州 事変 清朝 生写真 図版 古建築。なお、自筆を断片化することを「古切」という。弘化五年 和本 懐玉御和讃 全 京都 丁子屋 江戸期 古文書 仏教 真宗 経本 和讃。
国内における所蔵先等
出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館（村瀬秋水・写）、東京大学、京都大学、大阪府（１冊のみ）など8箇所に現存。アジア写真集・全6冊/南太平洋諸島・南海の明暗・熱帯植物産業写真集・印度・満州農業図誌・朝鮮博覧会記念写真帖/貴重写真資料の宝庫です。「国書総目録」第６巻379頁（岩波書店・刊）出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。【旧家蔵出し】★古書『漢詩講座 全5冊』昭和11年 臨江詩閣★(うぶだし/古文書/漢詩/和歌/和綴じ本/活版印刷/当時物)。ただし、いずれも「真書体」「楷書体」で、「隷書体」の「日本外史」自筆は、本出品の自筆は日本国内でただ１部現存するのみ。【一部写本の可能性あり】 論語徴 10冊セット(甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸) 物茂卿(荻生徂徠) 東都書林 松本新六・善兵衛 発行年不明。
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。武田流兵法書（仮題） 瀧川先生・幽山先生 甲陽軍艦論軍法。一部が日本に戻り後の大半はまだアメリカで展示されております。北蝦夷余誌■松浦武四郎■多気志樓蔵板。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。神社古図集/わが国の神社の境内・社殿の古絵図を集成し解説を付したもの/奈良時代から桃山時代/130図版/1000部/宮地直一監修/昭和17年。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。成山帖 明治27年 明治27年新聞切り抜き帖。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。京羽二重織留 全六巻五册 水雲堂孤松子 元禄二年自序刋。
蘭斎は、江戸での学業を途中で打切り大垣藩の藩医となる。北越雪譜 二編四巻 春・夏・秋・冬 鈴木牧之 著 京水百鶴 画。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。本朝世事談綺・世事談・3冊/菊岡沾涼/江戸時代民間常用の器物等の起源を記した事物起源辞典とも言うべき書物/絵入和装本/歳時・生植・能芸。若い頼山陽の貧しさを父・蘭斎が嫌ったことが原因である。尾張英傑画伝 全 小田切春江輯并画 嘉永5年序刊 明治20年頃印。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。白隠和尚遺墨集/徳富蘇峰序/大正3年/臨済禅の中興の祖で禅の民衆化で知られる/勝海舟翁曰く「どうだ白隠という坊主はえらい坊主だろう」。
頼山陽は、早い時期から「日本外史」を書き始め、文化2年（1805）年3月20日の「大槻子縄（仙台藩学頭）に与ふる書」の中で「日本外史」を起草していることを示している。【旧家蔵出し】★希少 古書『家元四十一世専明瓶華之集』明治期 池坊専明★(検:うぶだし/生け花/華道/和綴じ本/木版画/当時物)-5。「日本外史」は「文政十年（1827）五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。訂正増補 英和對譯大辭彙 前田元敏纂述 大阪同志社活版部。
白河藩主・松平定信の献上の二ケ月前に大槻磐渓に渡されたのは、大槻磐渓の父・玄沢が病床にあったことが関係しているという説、及び白河藩より仙台藩の方が大藩であったことと、頼山陽が仙台藩から援助を受けていたことも関係しているとの説もある。頭書間註 普勧座禅儀 座禅用心記 合巻 吉田義山 編。また、大槻磐渓は、文政十年（1827）より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。『蝦夷の燈 -明治以前の北海道文献集成-』和泉無人閑 昭和4年5月 ／ 『「アイヌ」寛骨の人類学的研究』堀内利圀 昭和19年2月。
２・「江馬細香の自筆とアメリカの基準について」
①・自筆は「女文字」であり、同時に上記、細香自筆の草書体の花押、落款、及び来歴から日本国内的では「江馬細香・自筆」とされていた。防長名蹟・山口県写真帖/明治41年/写真師・麻生亮/山口県庁・歩兵第42連隊・豊栄神社・山口高等商業学校・東行庵・住吉神社・御幸松/和装本。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。大坂新町細見之図 澪標。日本的な鑑定人による視覚による主観的な分析ではなく、科学的な解析手法である「ドーバート基準」による筆跡の分析、すなわち、江馬細香の「隷書体」自筆との照合であるが、細香は「湘夢遺稿」など多くの自筆文を残しているがいずれも「行書体」「草書体」で「隷書体」の自筆文は現存していない。★R-045439 明治期 鹿児嶋征討実記8～11号 鹿児島追討記10～12巻 計7冊(絵入、和本)。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph（江馬細香・自筆）」とはしていなかった。【旧家蔵出し】★古書『瓶華図 まとめて18枚』明治期 池坊専明 池坊専正★(検:うぶだし/古文書/生け花/華道/木版画/当時物)-2。（2015年1月迄）
その後のコンピュータ分析の精度向上の結果、江馬細香の「草書体」の文字と「隷書体」の文字情報を高速度で分析した結果、自筆は「江馬細香・自筆」であると解析された（分析法は下記②の欄）。天安門の六月/夏之炎 検索：天安門事件/民主主義/学潮/六四学運/胡耀邦/鄧小平/李鵬/楊尚昆/軍隊戒厳令民運/真実/報道/生写真/趙紫陽/鎮圧。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。【旧家蔵出し】★古書『俳諧講座 全6冊』昭和3年 伊藤月草 俳諧講座刊行會★(うぶだし/古文書/漢詩/和歌/俳句/当時物)-3。
②・自筆の筆者の識別方法について
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。中国1937年古書/回教認一論/馬瑞図/中華書局 検索：支那古本/国幣/線装本/哲学/唐本漢籍/木版刷/漢文/漢詩/漢学/中文書/古籍/善本/碑刻法帖。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。西郷隆盛蓋棺記・上中下3冊/山本園衛編/明治10年/西郷隆盛開戦の歴並諸生戦争の事蹟・西郷隆盛蘇生して幕城を収め軍巧を顕せし事蹟。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。1937年日支事変号外 検索:中華民国/日中戦争/支那/国民党要人/蒋介石/馮玉祥/韓復榘/生写真/上海空戦/天津/北平通州城/満州/陸軍/軍部北京。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。古書 昭和47年 「定本 木下夕爾全集」 ＊牧羊社 函入り。
③・筆跡について
欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。古書 習画百題 全5冊 木版彩色摺 安値で出品。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。支那事変写真実記/昭和13年/縦にみて歴史的大戦史であり横にみて銃前銃後の奮闘談であり美談集であり更に貴重なる事変写真帳ともなり得た。落札後の額縁裏面には説明文として、「Nihon Gaishi・1827 Ema Saikou・Autograph」との表記されております。戦前雑誌/日本及日本人/1931年 検索：絶版/関東軍生写真/満洲事変軍事地図/鉄道総督府/関東庁/新京奉天/支那/拓殖局/台湾/満鉄/満蒙古朝鮮。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。中華民国期 林徽因 信箋 1枚 検索: 詩人 写真 花箋 才女 唐本 漢籍 古文書 建築家 上海九華堂 木板刷 徐志摩 梁啓超 梁思成 北平 書家 水印。
徳川将軍家の正室は京都の公卿筋から選ぶべきだとの意見があり、その反対論を一蹴したのが「日本外史」であった。絶版本/昭和天覧試合/1930年 検索：武道/剣道範士/柔道/空手/居気道/武士道/軍国日本/陸軍元帥大将/海軍元帥/武具/馬具/装身具/刀剣術武術。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。伊賀上野 記 2冊（Ｐ175）。宴の目的は島津斉彬の娘・篤姫が将軍の正室にふさわしいかどうかを老中たちが見定めるためである。赤穂義人録補正・乾坤・室鳩巣直清著・国枝惟熈補註・明治5年/赤穂四十七士伝・上下・青山延光伯卿・水戸の藩校弘道館教授・嘉永・和装本。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。0026511 唐詩選国字解 全4冊(7巻)揃 服部南郭 小林新兵衛 文化11年。篤姫は正確に受け答えをし、老中たちは篤姫のその読書量と理解の明晰さに感動したという。＠1841年 三体詩 検索: 支那 唐本 漢籍 漢文 漢詩 唐詩 宋朝 漢学 和本 和紙 木版刷 木板 写刻 木刻本 善本 水印 古籍 筒子頁 官本 線装本。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。日露戦役海軍写真集・第3集・海軍省認可/50図/明治38年/The Russo-Japanese Naval War Album/皆開戦以来我が海軍の戦闘及び運動の光景/日英。「日本外史」をきっかけにその場にいた老中たち全員が正室入輿の推進者となったと言われている。玉邨詩よう藁 訂正増補 附印譜 柚木玉邨。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問（日本外史）深し。0026106 冠辞考 全10冊揃 賀茂真淵 秋田屋勘右衛門 寛政7年 伊丹屋善兵衛。かくなる姫を御台所（正室）に迎えるは徳川家にとっても幸福というべきなり」と記している。近世著聞集 全十巻 近世日本の言論弾圧の犠牲者馬場文耕。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。★絵銭譜 乾・坤 2冊★ワールドコインサービス 昭和４１年★小泉健男。後年、江馬細香の漢詩が掛軸となり茶の道具として用いられるようになるのは、こうした歴史的背景がある。詩韻活法 乾 坤 瀧川 昇 明治十三年。
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